京セラの社内報「敬天愛人」

日本を代表するグローバル企業、京セラ。その強固な組織力を支える裏側には、創業以来発行され続けている社内報「敬天愛人(けいてんあいじん)」の存在があります。多くの企業がお手本とする敬天愛人の特徴や役割、そして外部からの評価について調査し、まとめました。

敬天愛人とは

「敬天愛人」という誌名は、京セラの社是そのものです。これは西郷隆盛(南洲)の「天を敬い人を愛する」という教えに由来し、創業者・稲盛和夫氏が経営の判断基準として最も大切にしてきた言葉。社是をそのまま媒体名に冠することで、この冊子が単なる情報伝達手段ではなく、企業の精神的支柱であることを明確に示しています。

デジタル化が進む現代においても、敬天愛人はあえて紙媒体として発行され続けています。PCを持たない製造現場の社員や、国内外の拠点を含むすべての従業員へ確実に情報を届けるという意図からのことです。1960年代後半にはすでに発行されていた記録があり、京セラの歴史とともに歩み、組織の成長を支え続けてきた伝統ある媒体だと言えます。

敬天愛人の受賞歴と評価

「敬天愛人」の質の高さは、社外からも高い評価を受けています。日本経団連が主催する歴史ある「経団連推薦社内報審査」では常連として名を連ね、2011年度には雑誌・新聞型部門で総合賞を受賞しました。さらに2024年度においても、雑誌・新聞型社内報部門(隔月刊・グループ報)で企画賞を受賞しており、長きにわたり高いクオリティを維持しています。

評価されているのは編集技術だけではありません。稲盛和夫氏の経営哲学研究(稲盛和夫研究)において、過去の巻頭言などが重要な一次資料として扱われることがあります。一企業の社内報という枠を超え、経営哲学や組織論を学ぶための貴重な文献としても、その内容の深さと一貫性が注目されているのです。

参照元:一般社団法人 日本経済団体連合会「経団連推薦社内報審査」【PDF】(https://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2012/0308/07_table.pdf)
参照元:一般社団法人 日本経済団体連合会「経団連推薦社内報審査」【PDF】(https://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/upload/2024awards_suisensyanaiho.pdf)

敬天愛人の役割と目的

京セラにおいて社内報は、全社員のベクトルを合わせるための重要なツールです。グローバルに展開し、多様な背景を持つ人材が増える中で、全員が同じ方向を向くためには「考え方の共有」が欠かせません。「敬天愛人」は、創業者の稲盛和夫氏や歴代社長が、経営状況だけでなく心のあり方を説く場として機能してきました。

過去の誌面分析では「心」という単語が頻出しており、企業の価値観を情緒的かつ論理的に伝えています。これは京セラ独自の管理会計手法である「アメーバ経営」を支える基盤でもあります。全員参加経営を実現するには、一人ひとりが経営者意識を持つことが不可欠です。社内報はそのための教科書として、トップの思想を現場へ浸透させる役割を担っています。

トップと現場をつなぐ「対話」と「共有」

敬天愛人の特徴は、一方的な通達にとどまらない双方向性にあります。従業員と経営トップが意見交換を行う「座談会」の様子を掲載。現場の声を経営に届け、経営の思いを現場へ降ろす循環を生み出しています。良い情報だけでなく、直面している経営課題や方針についても深く掘り下げて共有することで、社員との信頼関係(エンゲージメント)を構築しています。

また、敬天愛人には組織の横の連携を促すハブ機能も。各工場や拠点で独自に行われているD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の取り組みなどを紹介することで、離れた拠点同士が互いの活動を参考にし合い、良い事例が全社へ波及する効果を生んでいます。

敬天愛人のような、理念を体現する社内報を作るために

京セラの「敬天愛人」は、単なる社内ニュース誌ではなく、社是やフィロソフィという企業の魂を全社員に浸透させるための戦略的な経営ツールです。社員の心を一つにし、組織を強くするためには、情報の羅列ではなく、理念に基づいた編集方針と深いコンテンツ作りが求められます。

読まれ、心に響き、経営に寄与する社内報を作り続けるには、高度な企画力と編集スキル、そして客観的な視点が必要です。「経営理念を浸透させたい」「マンネリ化した社内報を変えたい」と考えるなら、社内報制作のプロフェッショナルである制作会社に相談することが、組織変革への近道となるでしょう。

【担当者のお悩み別】
読まれる社内報が作れる!
おすすめの制作会社3選

担当者のお悩み別・
社内報制作会社3選

「読まれる社内報」を作るには、自社に合った質の高い社内報を作ってくれる制作会社を選ぶことが必要不可欠。ここでは、社内報のレベルアップを図ることを目的に創設された社内報の表彰制度「経団連 推薦社内報」の受賞企業の社内報を制作した社内報制作会社を、担当者のお悩み別に紹介します。

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引用元:太平社公式サイト
(https://ssl.taiheisha.co.jp/column/achievement/a005_2210.html)
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引用元:グラスルーツ公式サイト
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※選定条件:2024年4月3日時点、Googleにて「社内報制作会社」で検索し、公式サイトが表示される上位71社を紹介しています。71社のうち、社内報のレベルアップを図ることを目的に1966年に創設された社内報の表彰制度「経団連 推薦社内報」の、受賞企業の社内報を制作した社内報制作会社6社をピックアップ。その中で、以下の特徴を持つ3社を紹介します。
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※「経団連 推薦社内報」受賞参照元:太平社公式サイト(https://ssl.taiheisha.co.jp/products/internal.html
・グラスルーツ…社内報制作のスキルアップ研修を行う唯一の会社のため(https://www.grassroots.co.jp/service/schooling/ https://www.grassroots.co.jp/shanaihou/about/index.html)
※「経団連 推薦社内報」受賞参照元:グラスルーツ公式サイト(https://www.grassroots.co.jp/reference/
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※「経団連 推薦社内報」受賞参照元:ジーピーオンライン公式サイト(https://www.gpol.co.jp/blog/159/

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