サンゲツの社内報「さんげつ」は、社員同士のつながりを深め、企業文化を育むための社内コミュニケーションツールです。社員が「自社や仲間をもっと好きになること」を目的に企画され、職場を超えた対話のきっかけを生み出す役割を担っています。
部門や地域を越えて活躍する社員を紹介する記事や、社内での多様な取り組みを通じて、社員の共感と一体感を高める情報発信を行っているのが特徴です。
社名にちなんだ「さんげつ」という誌名には、サンゲツの社員一人ひとりが会社と共に歩み、成長していくという思いが込められています。単なる情報共有にとどまらず、社員の人となりに触れ、ストーリー性を重視したコンテンツを通じて、読者の関心を喚起しているのが特徴です。
たとえば、新たな挑戦を始めた社員や、地域貢献活動に取り組むグループ会社の社員の声を届けるなど、「人」を軸に据えた取材スタイルを構築しています。読者自身が主役になれる誌面づくりを通じて、相互理解とエンゲージメントの醸成を目指しているのです。
社内報「さんげつ」は季刊の紙媒体とWebの両形式で発行されています。全国の拠点で配布されており、Web版はイントラネットを通じて社内のどこからでも閲覧可能です。
Web版では、紙面と連動した記事の掲載だけでなく、動画コンテンツやコメント機能など、双方向性のある設計が特徴となっています。スマートフォンやタブレットからの閲覧にも対応しており、現場の社員がアクセスしやすい環境です。
サンゲツは、経済広報センターが主催する「経団連推薦社内報審査」において、2024年度に雑誌・新聞型社内報部門の総合賞を受賞しました。
「経団連推薦社内報審査」は1966年から続いている歴史ある表彰制度。全国企業の優れた社内報を表彰する目的で毎年開催されています。
総合賞は、企画・内容、文章表現、デザイン・レイアウトなどが総合的に優れている作品に授与されるものです。雑誌・新聞型社内報部門の応募総数は112作品。そのうち総合賞に輝いたのは13作品で、「さんげつ」を含む季刊(単独社内報)の受賞は3作品のみでした。
社内報「さんげつ」は、経営層のメッセージや全社方針をわかりやすく伝えるだけでなく、社員が主役となる記事を多く掲載することで、現場と経営の一体感を生み出しているのが特徴です。
審査では、企画ごとにストーリー性を持たせ、読者の共感と自社理解を深めている誌面づくりが評価されたと考えられます。
経営層からのメッセージや、事業戦略に関する情報を分かりやすく伝えることに注力していているのが特徴です。たとえば、グループ全体で掲げる重点施策や、海外拠点の取り組みを紹介することで、全社的な方向性への理解を促進しています。
こうした取り組みは、経営と現場の間に生じやすい情報格差を減らし、全社員が同じ目標に向かって進むための共通認識をつくる土台となっています。
サンゲツグループは全国に拠点を持ち、国内外のグループ会社と連携して事業を展開しています。社内報「さんげつ」では、異なる拠点やグループ会社に所属する社員の活動や特色ある取り組みにスポットを当てることで、グループ間の理解と連携を促進しています。
読者にとって、別の拠点やグループ会社の様子を知ることで、自身の業務の意義や広がりを再認識するきっかけになっている点が特徴です。
「さんげつ」では、特集企画や社内アンケート、フォト投稿など、社員が主体的に関わるコンテンツを多く取り入れています。たとえば、現場からの推薦で選ばれた「この人に注目!」といったコーナーでは、社員同士の称賛が自然と生まれ、社内のポジティブな空気づくりに貢献しているのです。
掲載された社員からは「他部門の人から声をかけてもらえるようになった」といった反響も寄せられており、紙面を通じた社内認知の高まりが、社員のモチベーション向上にもつながっています。
サンゲツの社内報「さんげつ」のように、社員一人ひとりの思いを可視化し、共感とエンゲージメントを引き出す社内報は、組織の風土づくりに大きな効果を発揮します。
ただし、その実現には明確なコンセプト設計や丁寧な編集・デザインなど、専門的なスキルが必要です。限られた社内リソースでは対応が難しい場合もあるため、経験豊富な制作会社との連携を検討するのが現実的な選択肢。
企業文化や社風に合った社内報を形にするには、社内報制作を専門とするパートナーと一緒に、企画段階からじっくりと作り込むことが成功への近道だといえるでしょう。
社内報制作会社を選ぶ際は、対応範囲や制作物の種類だけでなく、自社が社内報で何を実現したいかを整理することが大切です。発行までの制作体制を整えたい、発信後の反応を把握したい、経営層や社員の想いをより伝わる形で届けたいなど、重視したいことによって選ぶべき会社は変わります。
ここでは、社内報で実現したいことに合わせて、おすすめの制作会社を紹介します。


