豊田自動織機の社内報「CURRENT」の事例から、社内報の役割や制作会社へ依頼するメリットを解説します。
豊田自動織機の社内報は、1927年の創刊から約100年という長い歴史を持っています。その後2002年に現在の「CURRENT」へ刷新されました。
本誌は「会社の情報を分かりやすく社員に伝える」など3つの明確な編集方針を掲げており、社内コミュニケーションを活性化する重要なツールとして長年愛読されています。
毎号の表紙には、多様性を伝えるという目的で障がいのある芸術家が描くパラリンアートを採用しています。
また、事業戦略を伝える特集企画にも注力しており、2022年2月号の「クルマの電動化と豊田自動織機」のように、自社の取り組みを深く掘り下げるこだわりを持った誌面づくりが行われています。
「CURRENT」の優れた誌面作りは、外部からも高く評価されています。2025年度の「経団連推薦社内報審査」において、栄えある「企画賞」を初めて受賞しました。
この審査では、図表を交えて自社の事業内容を分かりやすく紹介している点や、読者を引き込む企画力、そして編集チームの高い力量などが総合的に評価されました。長年の工夫と努力が、客観的な実績として実を結んでいます。
参照元:2025年度「経団連推薦社内報審査」表彰一覧(https://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/upload/2025awards_suisensyanaiho.pdf)
「CURRENT」は、グループ全体の一体感の醸成に大きく貢献しています。各拠点にいる社員が通信員として現場の情報を集め、制作に協力する参加型の体制をとっています。
現場のリアルな姿や社員の活躍を取り上げることで社内コミュニケーションが活性化し、従業員のモチベーション向上に繋がっています。
同社の社内報は社員だけでなく、その家族にも配布されています。会社の方針や事業内容を家族にも伝えることで、企業活動への理解を深めてもらう役割を果たしています。
また、パラリンアートの表紙に代表されるように、会社が重視する「多様性」のメッセージを発信し、社内外の理解や啓発に繋げる成果も生み出しています。
豊田自動織機は、トヨタグループの源流にあたる歴史ある企業です。主に産業車両や自動車部品、繊維機械などの製造・販売を手掛けています。
グループを支える中核企業として、長い歴史の中で培われた確かな技術力を持ち、社会の発展に貢献する事業を展開しています。
同社は、カーエアコン用電動コンプレッサ等で世界トップシェアを誇る高い技術力を有しています。
社内報の特集でも取り上げられたように、世界的なトレンドであるクルマの電動化に向けた各部門の取り組みは非常に活発です。自社の強みを最大限に活かし、次世代のモビリティ社会をリードしています。
豊田自動織機のような質の高い社内報を作るにはノウハウが必要です。しかし、制作には多大な労力がかかります。自社での対応が難しい場合、専門の制作会社への外注が効果的です。
依頼することで担当者の業務負担を軽減でき、読者の関心を惹きつけるプロの視点による企画や構成、デザインを取り入れることが可能です。
制作会社は企業の理念や課題を深く理解し、社員の共感を呼ぶデザインや企画を構築します。特にインナーブランディングにおいては、コンテンツの設計力やストーリーテリング力が不可欠です。
エンゲージメント向上に直結する社内報を実現するためにも、専門的なノウハウを持つプロの制作会社へのご相談をおすすめします。
社内報制作会社を選ぶ際は、対応範囲や制作物の種類だけでなく、自社が社内報で何を実現したいかを整理することが大切です。発行までの制作体制を整えたい、発信後の反応を把握したい、経営層や社員の想いをより伝わる形で届けたいなど、重視したいことによって選ぶべき会社は変わります。
ここでは、社内報で実現したいことに合わせて、おすすめの制作会社を紹介します。


