三菱UFJニコスの社内報『奏』は、社員の仕事や思いを伝える特集を中心とした媒体です。2024年度の経団連推薦社内報審査で企画賞を受賞。公開された取材記事から、特集内容と編集の工夫を紹介します。
三菱UFJニコスはクレジットカードの発行や決済サービスを手掛ける企業です。社内報『奏』は、2025年6月公開の『広報会議』で、毎号の特集を軸に構成する媒体として紹介されました。社員一人ひとりの仕事への思いや意欲が伝わる誌面を目指し、社員の家族も読者として想定していると説明されています。
2024年度の表彰一覧では季刊・単独社内報に分類されています。現在の発行頻度や配布方法は別途確認が必要です。
『奏』は、2024年度「経団連推薦社内報審査」の雑誌・新聞型社内報部門で企画賞を受賞しました。公式一覧には季刊・単独社内報として掲載されています。表彰一覧では、受賞対象となった個別企画や審査理由を確認できません。次に取り上げる2024年12月号の企画と、受賞理由を同一視しないよう注意しましょう。
2025年公開の取材記事では、2024年12月号に掲載された2つの仕事紹介が取り上げられています。
クレジットカードの発注、納品、在庫管理まで、各工程を担う社員の仕事を伝える企画です。普段は見えにくい業務を工程ごとに示し、担当者の働きを具体化する構成は、他部署の理解を促す企画の参考になります。
同号では、不正利用防止に取り組むオーソリセンターの社員と社長の座談会が紹介されました。AIと人の役割をテーマに、現場で働く人の考えを伝える内容です。制度や技術だけでなく、仕事を担う社員の声に焦点を当てることが特徴といえます。取材記事の購読者限定部分は、内容を推測していません。
『奏』の公開事例からは、業務の流れを追いながら、実際の担当者に話を聞く企画方法を学べます。専門的な仕事でも、身近な場面から説明すれば読者に伝わりやすくなります。社内報の目的と読者層を決め、取材先や見せ方を考えることが重要です。社員の参加が必ずエンゲージメント向上につながるといった効果の断定はできません。
複数部署への取材や誌面編集に負担を感じる場合は、外部の制作会社へ企画・取材・デザインなどを相談できます。社内の確認担当と外注する工程を整理して依頼しましょう。なお、掲載する制作会社が『奏』の制作を担当したという意味ではありません。
社内報制作会社を選ぶ際は、対応範囲や制作物の種類だけでなく、自社が社内報で何を実現したいかを整理することが大切です。発行までの制作体制を整えたい、発信後の反応を把握したい、経営層や社員の想いをより伝わる形で届けたいなど、重視したいことによって選ぶべき会社は変わります。
ここでは、社内報で実現したいことに合わせて、おすすめの制作会社を紹介します。


